プリペイドカード購入による架空請求詐欺を防いだとして、瀬谷警察署は6月3日、ファミリーマート瀬谷相沢店に感謝状を贈呈した。
同署生活安全課によると5月20日、同店を訪れた60代男性が3万5000円分のプリペイドカードを購入しようとしていたところに、同店の小泉宗子(もとこ)店長がレジで声をかけた。男性は自宅でネットサーフィンをしている最中に、パソコンにウイルス感染の警告画面が表示され、書かれていた電話番号に電話。ウイルス駆除のためにプリペイドカードの購入を促されたという。
小泉店長は「お客様が詐欺被害にあわず良かった。今後もレジでの声かけを心がけたい」と話した。
5月から増加傾向に
同課によると、管内の振り込め詐欺などの特殊詐欺件数は1月から4月までで10件(4月30日時点)。5月単月ではすでに3件が確認されているという。
同課は「発生ペースが速くなっており、増加傾向とみられる」と警鐘を鳴らす。また「金融機関や警察の職員が自宅に伺いキャッシュカードなどを取りに来ることはない。決してカードを渡したり、暗証番号を教えないで」と呼びかけている。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|