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公開日:2020.07.23

瀬谷フェス、コロナで中止
代替案にフォトアート

  • 16日に瀬谷区役所で開いた同委員会で語る網代委員長(左)と森秀毅区長

  • 過去の瀬谷フェスの様子

 瀬谷フェスティバル実行委員会(網代宗四郎委員長)は7月16日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、今年の瀬谷フェスティバルの中止を決定した。また、代替案としてフォトモザイクアート事業を進めていくとしている。

 瀬谷フェスは旧上瀬谷通信施設のはらっぱで開催される区内最大の催し。演奏やダンス等のステージや100以上の模擬店・ブースが出店し、例年6万人以上が来場するイベントだ。2006年から名称を「瀬谷まつり」から瀬谷フェスティバルと変更し、今年で通算25回目の開催だった。名称が変わってから中止となったのは、台風で中止となった2017年に続き2回目となる。

 実行委員会事務局によると、開催に向け入場者や出店ブースなどの制限、会場内での手洗いやアルコールによる手指消毒などの対策を検討していたものの、来場者の健康や安全を第一に中止に踏み切ったという。網代委員長は「瀬谷フェスは被災地団体や地域団体のブースなども多く出店し、家族や友人、地域の皆様が楽しめる大きな交流の場。開催中止となったのは残念で悔しい」と思いを口にする。

写真やメッセージ募集へ

 同委員会は代替案として、フォトモザイクアートの作成を進める予定だ。区民やフェスティバル参加団体から、過去のフェスティバルに参加した写真などを募集し、モザイクのように組み合わせて1枚の絵を作成する考え。また、瀬谷フェスへの思いや瀬谷区の好きなところなどのメッセージも募集するという。

 写真やメッセージの募集は区役所ホームページや広報紙などで9月から呼びかけ、来年1月にお披露目する予定だ。完成した作品は、区役所や関係施設、次回の瀬谷フェスなどで展示するという。網代委員長は「ただ中止にするだけではなく、新型コロナ対策をしたうえでできること考えた結果、今回のような企画となった。ぜひ瀬谷フェスへの思いや皆様の写真を応募していただければ」と語った。

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