7月の九州豪雨で大きな被害を受けた熊本県などを支援しようと、瀬谷区商店街連合会(伊藤吉治会長)と神奈川県五地区横浜イベント商業協同組合(宮内清治理事長)が8月12日から3日間、瀬谷駅南口近くのスポーツクラブNAS瀬谷で熊本県を中心とした物産展を開く。コロナ禍によって現地での支援が難しいなか、瀬谷区からエールを送る。
物産展は12日・13日・14日の午前10時から午後5時まで、NASの屋内駐車場で開かれる(荒天中止)。馬肉の燻製やれんこん天からし味など食品のほか、熊本県のマスコットくまモン関連グッズも販売される予定。また、家族で楽しめるようにと金魚すくいや輪投げなどの露店も並び、子ども先着100人にプレゼントがある(各日)。
売り上げの一部や募金箱で集まった支援金は、神奈川新聞厚生文化事業団を通じ、被災地に寄付される予定。感染対策として、手指消毒液の設置や検温機による体温測定を行い、来場者にもマスクの着用などを呼びかける。また、3密を避けるため来場者数に応じて入場制限するという。
2016年の熊本地震など、これまでにも地元の瀬谷銀座通り商店会で復興支援行事を企画してきた伊藤会長。豪雨被害をテレビなどで目にし、サポートを決めた。露天商で構成される同組合も東日本大震災の被災地で炊き出しなどを実施。今回は現地訪問が難しく、地元で支援の機運を高めたいと考えており、区商連と協力して物産展を開くこととなった。
宮内理事長は「我々もコロナの影響を受けているが、被災地はもっと大変な状況です。瀬谷区の人たちにも笑顔を届けられれば」とコメント。伊藤会長は「現地の人から、浸水によって荷が流れて大変だと聞いている。ぜひ支援したい」と意気込む。問い合せは伊藤会長【携帯電話】090・3096・1955。
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