自然を守り、次世代につなぐ【1】 連載 ホタルの里山夢見て 小川 英雄さん
宮沢3丁目の「宮沢・蟹沢特別緑地保全地区」で2010年度から、湧水と樹林を活かした小川や散策路を整備している「ホタルの里山づくり実行委員会」。小川英雄さんは04年発足の前身団体の時代から代表を務め、自然を守り次世代に残す活動に取り組んでいる。
ホタルが生息できる地域を目指し、住民有志と始めた取り組み。ヨコハマ市民まち普請事業の助成を受け、荒れていたエリアを整備した。「ともに活動する会員がいたから続けられました」と、この10年を振り返る。
近年の集中豪雨によって倒木などが相次いだことを受け、20年度から再び本格整備に着手する。長さ約120mの湧水路や皿池を設けて、ホタルの幼虫の餌となるカワニナの繁殖を目指す。地域住民や団体との連携も深めていく考えで、「自然保護活動に興味があれば、ぜひ参加して欲しい」と呼びかけている。
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