瀬谷駅周辺のまちづくりで注目を集めているのが、(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン整備事業だ。瀬谷駅周辺と、跡地開発や国際園芸博覧会が計画されている旧上瀬谷通信施設を結ぶ、約2・6Kmの新たな交通だ。
区内北部に位置する旧上瀬谷通信施設(広さ約242ヘクタール)。2015年に米軍から返還された跡地では、地権者や横浜市などによって、テーマパークを核とした集客施設、公園や物流施設、都市農業エリアなどの土地利用が検討されている。
跡地開発の起爆剤として期待されているのが、花博の開催。27年に開かれる計画で、約1500万人以上の来場者が想定されている。
交通拠点に
跡地開発と花博開催に伴う交通需要の増加に対応するため、横浜市が計画しているのが上瀬谷ラインだ。現段階の計画案によると、瀬谷駅周辺に設置予定の(仮称)瀬谷駅から地下で北上し、跡地で地表に出て、(仮称)上瀬谷駅につながるというもの。軌道上をゴムタイヤで走るシステムが検討されている。
市では22年度から事業に着手して、花博開催前の26年度に供用開始させたい考えだ。上瀬谷ラインが実現すれば、瀬谷駅は跡地や花博会場への玄関口として、多くの人が訪れる交通の拠点となりそうだ。
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