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3月28日
瀬谷区庁舎1階で来庁者の案内などを担う区民ボランティア「せやまるサポーター」。コロナ禍で半年にわたり休止していたが、10月5日に活動を再開した。マスクやフェイスシールドなど感染対策を講じながら、区民をおもてなしする。
せやまるサポーターは来庁者を笑顔で迎え、安心して利用してもらえるようにと、今の庁舎が完成した2012年2月に本格的に活動開始。任期は1年で、今年度は23人が登録している。市内で初めて瀬谷区が始めたボランティア制度で、現在は泉区が同様の取り組みをしているという。
サポーターは平日の開庁日に、1階の入口を入ってすぐの専用ブースで活動する。この場所は駐車場から近く来訪者が多いものの、窓口が設けられていないため、初めて区役所を訪れた人が目的の場所を見つけにくいという。サポーターは来庁者を迎えるとともに、2階の総合案内や各課につなぐ役割も果たしており、区政推進課の職員は「お客様が迷うことの無いように各窓口を案内することで、区役所への満足度向上につながっています」と説明する。
感染対策学ぶ
サポーターの活動は、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が発令された4月から10月2日まで休止。コロナ前は1日3交代制だったが、5日からは1〜2人のシフト制で再開した。
再開に先駆けて2日には、感染対策などを学ぶ研修会が区役所で開催。福祉保健センターの高野つる代センター長が「健やかな生活を送るために、感染症で気をつけること」と題して、新型コロナの感染経路や予防策を解説したほか、日頃の健康管理やストレスを溜め込まないことが、対策する上で重要だとボランティアに呼びかけた。
制度開始当初からボランティア登録している東七男さんは研修について「専門的な話ですが、とても分かりやすかった」と話すとともに、「来庁者からの『ありがとう』という言葉が励み。明るくあいさつして訪れた人を迎えたい」と意気込んでいた。
この日は5年間にわたり活動している木口幸子さん、金子好美さん、大内悦子さんに森秀毅区長から感謝状が贈られた。森区長は「皆さんの笑顔や挨拶により、温かく歓迎する雰囲気が区役所でつくられています」と感謝の言葉を述べた。
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