神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2020年10月29日 エリアトップへ

瀬谷公会堂 生まれ変わり10周年 利用者の満足度向上図る

社会

公開:2020年10月29日

  • LINE
  • hatena
音響が特徴の講堂
音響が特徴の講堂

 区民の芸術文化行事や講演会など様々な催しが開かれている「瀬谷公会堂」が11月1日、リニューアル10周年を迎える。運営業務責任者の車秀徳さんは「利用者により満足してもらえるように、これからもスタッフ一同頑張りたい」と更なるサービス向上に意欲を見せている。

音響を重視

 瀬谷区総合庁舎の1・2階にある瀬谷公会堂。1971年に開館した旧公会堂の老朽化などにより、新総合庁舎の完成(2012年)に先行するかたちで、10年11月1日にリニューアル。およそ500人を収容可能な講堂、会議室や和室を備えた施設として生まれ変わった。

 車さんによると、現在の講堂の特徴が優れた音響だ。世界各地のコンサートホールを手掛ける(株)永田音響設計(東京都)が携わり、観客席の左右の壁に反響材が設けられているほか、天井も反響しやすい構造になっており、きれいな音色が響くという。公会堂では講演会や集会など様々な催しが行われているが、瀬谷は吹奏楽やカラオケ大会など音楽イベントが多く開かれてきた。

「生きたホールに」

 リニューアル以降、利用者は増加傾向にあり、19年度の講堂の稼働率は90%を超えていた。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で3月から5月まで臨時休館。行事が全くない状態が続いていたが、6月から段階的に再開できるようになり、9月の講堂稼働率は約76%まで上がっている。

 17年から管理者を務める車さんは節目を迎え、「大勢の方にご利用いただいています」と感謝の気持ちを抱く。また、臨時休館中に「講堂は多くの人に利用されてこそ『生きる』と感じました」と説明し、「これからも『生きた』ホールになるよう取り組んでいきます」と語った。

運営業務責任者の車さん(右)とスタッフ
運営業務責任者の車さん(右)とスタッフ

瀬谷区版のトップニュース最新6

公式マスコットが決定

国際園芸博覧会

公式マスコットが決定

自然の感情を伝える精霊

3月28日

地域店舗の活性化に一役

瀬谷小5年生

地域店舗の活性化に一役

独自メニューやレシピ本で

3月28日

新社殿、地域に披露

熊野神社

新社殿、地域に披露

催しも再開へ

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

新聞で商店街の魅力発信

区内小学生

新聞で商店街の魅力発信

こだわりや人柄掘り下げる

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook