少年野球チーム「瀬谷ライダーズ」でバッテリーを組む正田(しょうだ)侑太郎君(三ツ境小学校6年)と大沢琉偉(るい)君(大和市立福田小学校6年)が、12月に開催予定の「NPB12球団ジュニアトーナメント2020」で、横浜DeNAベイスターズジュニアのメンバー16人に選ばれた。
このトーナメントは、日本野球機構とプロ野球12球団が主催する少年野球大会。子どもたちに「プロ野球への夢」という目標を身近に感じてもらおうと、2005年から毎年開催されている。12球団の各チームが本拠地周辺の軟式野球チームの小学生を対象に選考会を実施してチームを編成、優勝をかけて大会に臨む。横浜DeNAベイスターズジュニアの選考会には、県内外から450人以上が参加した。
捕手・正田君
野球経験者だった父親の影響から、小学3年で競技を始めた正田君。父親にキャッチャーミットを買ってもらったことがきっかけで、捕手としてプレーしている。身長165cmの右投げ右打ち。選考会では長打力に加えて、盗塁を防ぐプレーをアピールでき、「嬉しかった。選ばれなかった選手の分まで頑張りたい」と気を引き締める。
将来の夢はプロ野球選手で、憧れのキャッチャーは福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也選手。大会に向けては、「ランナーが出たら、盗塁を刺して投手を助けたい」と意気込む。
投手・大沢君
中日ドラゴンズなどで活躍した祖父の「小学校に入ったら野球を」という想いから野球を始め、4年生でライダーズへ。身長170cmという体格を活かした速球が武器の投手に加え、打者の「二刀流」選手として活躍している。「選ばれてびっくりした。とても誇りに思う」と笑顔を浮かべた。選考会では速球や、打撃でもフルスイングができたことが評価されたのでは、と分析する。
「昭和の怪物」と呼ばれた江川卓さんに憧れていると言い、将来の目標は正田君と同じくプロ野球選手。「投手でも打者でもチームで活躍し、バッテリーで貢献して優勝したい」と大会へ意欲見せている。
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