瀬谷区 社会
公開日:2021.01.07
相沢地区青少年指導員
"善意"の食品集まる
コロナ禍でFD(フードドライブ)
相沢地区青少年指導員協議会(平本雅典会長)が12月13日、家庭で消費し切れない食品を募り、必要としている人に届けようというボランティア活動「フードドライブ」を行った。集まった食品は16日に、瀬谷区社会福祉協議会に届けられた。
青少年指導員は子どもたちの健全育成などを目的としており、相沢地区では現在15人が活動している。例年はレクリエーション行事などを開いていたが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止を余儀なくされた。その代替として、地元で助けが必要な人を支えたいと、フードドライブに取り組むことを決め、回覧板や掲示板で住民に協力を呼びかけた。
13日は、諏訪社の集会施設を会場として寄付を受付。子ども連れから高齢者まで幅広い世代の住民30人以上から、米や乾麺、缶詰、レトルト食品など多くの食べ物が寄せられた。集まった食品を区社協に届けた平本会長は、想定以上の反響があり驚いたそうで、「困っている人を助けたいという大勢の人の善意が集まり、とても嬉しい」と喜んでいた。区社協の工藤久事務局長は「区内で食品を必要としている人たちにしっかりと届けたい」と話した。
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