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柔道場善道館 全柔連から表彰 子どもへの普及に尽力

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掲載号:2021年4月15日号

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盾を持ち喜ぶ伊藤館長
盾を持ち喜ぶ伊藤館長

 (公財)全日本柔道連盟による「2020年度 少年少女柔道普及振興基金」の表彰団体に、区内瀬谷にある柔道場「善道館」(伊藤吉治館長)が選出。子どもたちへの普及啓発活動などが高く評価された。

安全を第一に指導

 この基金は、藤園中学や九州学院高校の柔道部監督などを務めた故・白石禮介(れいすけ)氏の遺族からの寄付金に基づき、少年少女柔道の普及・振興を図るもの。白石基金とも呼ばれ、小学生や父兄などに対する柔道精神の啓発に取り組んでいたり、地域活動に積極的に貢献している団体などが選ばれる。20年度の表彰団体は14団体。

 コロナ禍で表彰式は行われなかったものの、同館には神奈川県柔道連盟を通じて、今月10日に盾などが贈られた。

能力や性格に合わせ

 瀬谷銀座通り沿いにある同館は、神奈川県警に勤めていた伊藤館長が退職後の2001年11月に設立。今年で20周年を迎える。伊藤館長が心がけているのが、子どもたちが安全に学べるように、それぞれの身体能力や体格に合わせて指導すること。一人ひとりの性格に合った指導も重要だとして、勝利を重視しながら厳しく教えることもあれば、時間をかけてゆっくり能力を伸ばしていくケースもあるという。「(稽古の)目的地は同じでも、その道のりはそれぞれ異なります」と方針を説明する。

 普及にも注力しており、04年に神奈川県で開かれた「第1回全国小学生学年別柔道大会」(主催/全柔連)の企画・立案に携わった。また、昨年は中学校の柔道の授業で子どもたちが安全に学べるようにと、小学校6年生を対象にした受け身の教室も行った。

 指導の醍醐味については「人を見極める必要があり、難しく時間もかかる。だからこそやりがいがある」とコメント。道場生から教わることも多く、自分自身の学びにもつながっているという。

 受賞については「これほど素晴らしい賞に選出されて驚いています」とコメント。「新型コロナの影響で厳しい状況にありますが、収束したら子どもたちの健全育成により一層励んでいきたい」と意気込んでいる。
 

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