桜木町駅と新港ふ頭をつなぐロープウエー「YOKOHAMA AIR CABIN」が4月22日に運行を開始した。
全長は630m、1台8人乗りのキャビン36台が循環する。汽車道沿いの海上を通り、片道5分ほど。最高地点は約40mでインナーハーバーを上空から楽しめる。
片道料金は大人(中学生以上)1000円、子どもは500円。新港ふ頭にある大観覧車「コスモクロック21」のセット券(片道、大人1500円)などの設定も。感染症対策などに伴う営業時間や運行状況などはホームページで確認を。
スタッフ、福祉講座も
開業に先立ち4月14日には、スタッフ向けの「福祉啓発講座」が行われた。ロープウエーを運営する泉陽興業(株)=本社・大阪市=の社員とアルバイトら約45人が参加した。
同社が市社会福祉協議会に依頼。参加者は車椅子を押して実際にロープウエーに乗り込んだ。参加者の一人は「力加減が分かり体験してよかった」と話していた。
ヨコハマエアキャビン事業所の舩田昌宏事業所長は「いろいろなハンディキャップのある方も、どなたでも分け隔てなくご利用いただき、楽しんでもらえれば」と語っていた。
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