任期満了に伴う横浜市長選挙(8月22日投開票)で初当選した山中竹春新市長(48)の任期が30日から始まり、同日朝、市役所に初登庁した。新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、この日はセレモニーなどは行われず、午前9時ごろ正面玄関前に到着した山中市長は車から降りると、出迎えた4人の副市長に深々と頭を下げあいさつした。
玄関前には「がんばれ山中竹春新市長」と書かれたプラカードなどを手にした支援者ら15人ほどが集まり「おめでとうございます」「頑張ってください」などと声が送られる中、一礼して庁舎に入った新市長は市会で清水富雄議長や各会派の代表者らにあいさつ。その後、局区長会に臨んだ。
午後からの就任記者会見では「市民のための市政運営を続けていくという原点を忘れないようにしたい」と述べた。最優先課題として、「コロナの問題に立ち向かう」とした上で、ワクチン接種の迅速化を進めたいとした。IR(統合型リゾート)誘致は「即時撤回の手続きを進めていく」と選挙戦からの主張を繰り返し、「当局と検討し、速やかにスケジュールを出したい」とした。
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