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公開日:2021.10.14
南瀬谷L小田倉選手
ベイジュニアに選出
950人の選考を突破
年末に開催されるNPB12球団ジュニアトーナメント2021に挑む「横浜DeNAベイスターズジュニア」のメンバー16人に、南瀬谷ライオンズの小田倉優真選手(6年・緑区在住)が選ばれた。約950人が参加したセレクションを突破した小田倉選手は、「優勝を目指します」と意気込む。
大会は子どもたちがプロ野球への夢を身近に持てるようにと、(一社)日本野球機構と12球団が2005年から開催。ベイスターズは、6年生から参加を募り特別チームを結成している。今年の応募数は約950人と過去最多。7月から8月にかけて基礎体力や守備、打撃などに関する計3回の選考会があり、神奈川や東京、茨城などから16人が選ばれた。
走攻守揃う
南瀬谷ライオンズ(内藤三喜男監督)は今年度、市大会や専修大カップなどを制覇している。小田倉選手は主力の一人。守備の要であるショートを務め、1番バッターとして打線爆発の口火も切る。「打球に対する1歩目の反応が早く、守備範囲がとても広い」と内藤監督。攻撃では50m7秒2という俊足で出塁し、盗塁も狙う。また、身長153cmと大柄ではないものの長打力があり、小田倉選手も自身の強みの一つにバッティングを上げる。
内藤監督によると、メンバーに積極的に声をかける面倒見の良さもあり、「チーム全体に目を向けている」とその姿勢を高く評価している。今年度は副主将を任されており、小田倉選手は「練習道具を率先して片付けるようにしています」と、後輩の手本になる行動を心掛ける。
選出については、「テストの手ごたえはあったけれど、まさか合格するとは思っていなかったので嬉しいです」と喜んだ。また、ベイジュニアの練習は既に始まっており、レベルの高さに刺激を受けているという。
トーナメントは12月28日から30日に開催予定。小田倉選手の目標は優勝で、「試合に出て良いバッティングをしたいです」とチームへの貢献を力強く誓った。
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