約200チームが出場した「第115回 横浜市小学生野球連盟秋季大会」で、南台グラウンドを拠点とする「南瀬谷ライオンズ」(内藤三喜男監督)が8試合で67得点1失点という強さで、春季大会に続く頂点に輝いた。春と秋の連覇は、福岡ソフトバンクホークスで活躍するOB松本裕樹投手が在籍していた2008年度に続き2度目。春秋連覇を2回達成したチームは、市内初の快挙という。
1977年発足の南瀬谷ライオンズ。今年度は6年生が12人と多い上に、身体能力や技術の高い選手が揃う。内藤監督が重視する守備では小幡一球投手(6年)とキャプテンの渡邉翔塁(かける)捕手(同)のバッテリー、ショートの小田倉優真選手(同)とセカンドの石井琉偉選手(同)を中心に堅守を見せる。攻撃ではどこからでも得点を狙えるなど総合力が高い。
今年度はこれまでに市小学生野球連盟(YBBL)の春季大会や、県内の強豪が集まる専修大学カップなどで優勝。13年ぶりの春秋連覇に期待がかかっていた。
8試合で1失点
秋季大会は予選ブロックと、各ブロックの1位による本部大会で行われた。南瀬谷ライオンズは予選4試合を38得点1失点で突破。本部大会も順調に勝ち進み、準決勝では、専修大カップで接戦を繰り広げた若葉台リトルバーズに5対0で勝利。決勝は瀬谷ライダーズに9対0で勝ち、本部大会4試合を29得点無失点で制した。また、小幡投手が最高殊勲選手賞を受賞。大きな声でチームを鼓舞することを心掛けてきたという渡邉キャプテンは春秋連覇について「ずっと目指してきた目標なので、達成できて嬉しい」と喜んだ。
30年以上チームを指導する内藤監督は今年度で勇退。内藤監督はわずか1失点という結果に「個々の能力が高く、チームワークも素晴らしかった」とコメント。また、集大成の1年に「最高のチームに恵まれました」と選手や保護者への感謝の気持ちを述べた。
ライダーズが準優勝
秋季大会では、瀬谷ライダーズ(横井茂記監督)が2位に。また、小松勇誠(ゆうま)選手(6年)が最優秀選手賞を受賞した。
横井監督によると、一勝もできなかった春季大会以降、選手たちは基礎練習を徹底し、能力を伸ばしてきた。また、「悪い流れの時でも声を掛け合えるようになった」と、コミュニケーションが深まったという。
準優勝については「保護者のサポートが果たした役割も大きい。選手も含めて、まさにチーム一丸となった結果です」と話した。
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