ゴミ拾いで競い合う「スポＧＯＭＩ」と、コンピューターゲームなどで対戦する「ｅスポーツ」を融合した大会が６月21日（火）に瀬谷西高校で開かれる。同校とｅスポＧＯＭＩ開催委員会の共催。楽しみながら環境保全活動に取り組み、ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の推進につなげたい考えだ。



　「スポＧＯＭＩ」は、定められたエリアで制限時間内にごみを拾い、その量と種類でポイントを競う。子どもから高齢者まで幅広い世代が楽しめ、地域美化にもつながる競技だ。今大会ではゲーム対戦を競技と位置づけ、国内外で注目されている「ｅスポーツ」と融合されている



　大会当日（午後１時45分〜４時／30分前から受付）はごみ拾いの前半戦と後半戦（各30分）の間に、パズルゲーム「ぷよぷよｅスポーツ」で対戦。ゲームに勝利したチームは道具を入手したり、会場周辺の地理に詳しい人などを仲間にできたりと、後半戦のごみ拾いを有利に進められるボーナスを選択できる。



　１チーム３〜４人（１人でも参加可能）で、募集人数は36人（先着）。参加無料。希望者は専用申し込みフォーム（下記２次元コード）からエントリーする。



ＳＤＧｓ推進も



　２０２３年度に瀬谷高校と再編・統合される瀬谷西高校。最終学年の現３年生は昨年度からＳＤＧｓについて学習し、海軍道路沿いの植栽事業「フラワーロードプロジェクト」など様々な活動を地域や企業などと協力しながら行ってきた。



　今大会については昨年から準備が進められており、「持続可能な社会を実現するべく、環境保全をテーマにした大会です。興味のある方はぜひご参加ください」と同委員会。同校は「生徒たちは、この通い慣れた瀬谷地区に大会を通して恩返しができればと考え企画しました。ご協力よろしくお願いいたします」と呼びかける。