電子部品メーカーの(株)メイワ電子(竹田直矢代表取締役社長/橋戸)がこのほど、有名絵画やデジタルアートなどを表示できるスマートアートキャンバス「Meural(ミューラル) II」を瀬谷区役所に寄贈。これを受けて7月26日、区役所から同社に感謝状が贈呈された。
ミューラルはネットギアジャパンが販売する商品。特殊な技術やディスプレイが用いられ、絵画独特の筆遣いや色彩、繊細なタッチなどを表現できる点が特徴だ。同社が寄贈したものは区役所2階、来庁者が多い戸籍課や保険年金課の窓口近くに飾られている。アートの種類や切り替え頻度を設定でき、今はルノワールやモネなど有名画家の作品が表示されている。
同社は1976年創業。航空・防衛業界や宇宙産業関連の電子部品の設計・製造を手がける。竹田代表によれば、事務所にミューラルを導入したところ来社した人や従業員に好評で、区役所を訪れた人にも楽しんでもらえればと寄贈を決めたという。
26日は植木八千代区長から竹田代表に感謝状が手渡された。「来庁した方が待ち時間を楽しめるようになれば。区民サービスの向上につながります」と感謝を伝えた植木区長。今後は国際園芸博覧会に向けて、花をモチーフにした作品を表示するなどアイデアを考えているという。竹田代表は「ぜひ様々な形で活用してもらえれば嬉しい」と期待を寄せていた。
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