瀬谷区 トップニュース教育
公開日:2022.09.08
県立2高校再編・統合
校名は「横浜瀬谷」
来年4月に開校へ
瀬谷高校と瀬谷西高校の再編・統合によって新たに設置される学校の名称が「横浜瀬谷高校」に決まった。開校は2023年4月で、瀬谷高の校舎と敷地が使用される。
神奈川県教育委員会は県内の生徒数が減少傾向にあることなどを背景に、県立高校改革実施計画を進めている。瀬谷高と瀬谷西高の再編・統合は同計画(II期)の一環として、2018年度に決定していた。
新しい学校の校名決定に向けては有識者など5人で構成される「県立高校校名検討懇話会」が、生徒と教職員、学校運営協議会などを対象としたアンケート調査や、両校関係者とのオンライン会議の結果などを踏まえて協議。懇話会は学校の所在地や種類が分かりやすいこと、関係者などから親しまれること、生徒が喜びと誇りを持てることを基本的な視点として、「横浜瀬谷」「瀬谷東野」「瀬谷の森」の3候補を県教委に報告した。県教委は第I期計画の事例などから「横浜瀬谷」に一本化。7月下旬の県議会で条例改正案が議決され、正式に決まった。
校名について瀬谷高の久祢田(くねだ)啓嗣校長は「地名が取り入れられ、両校の生徒や関係者の方々からも理解を得やすいのでは」とコメント。瀬谷西高の小林幸宏校長は「生徒や保護者の希望を反映した、長く親しまれる校名になっている」と受け止めていた。
県教委の設置計画によると、新しい高校は全日制の普通科。生徒数は960人ほどで、1学年8クラス程度の見通し。
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