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公開日:2022.11.24
瀬谷区医師会
地域医療支えて半世紀
式典で節目祝う
1971年に発足し、長年にわたり地域医療を支えてきた(一社)横浜市瀬谷区医師会(太田和代会長)。創立50周年の記念式典が11月5日に西区のホテルで開かれ、会員や来賓などが半世紀の節目を祝った。
コロナ対策にも従事
同会は71年4月1日に会員42人で発足した。現在は65の医療機関が参加し、各診療所と病院の医師96人で構成される。
主な事業の一つが瀬谷区休日急患診療所の運営で、77年に区内橋戸に同診療所を開設。2019年にせやまる・ふれあい館(二ツ橋町)の隣接地に移転・リニューアルし、救急診療にあたっている。
高齢化社会の進行に合わせて福祉事業にも着手し、2000年と01年に居宅支援事業所とヘルパーステーションをそれぞれ開設。15年には瀬谷区在宅医療相談室を立ち上げ、関係機関や介護事業所などと連携できる体制づくりを進めている。
20年から続くコロナ禍でも地域医療の担い手として最前線に立ち、ワクチン集団接種会場への医師の派遣、ドライブスルー式PCR検査などに取り組んできた。会員診療所においても診療やワクチンの個別接種等を行うほか、行政からの依頼で在宅療養者の支援にも参加している。
時代の変化に対応
5日の式典には(一社)横浜市医師会の水野恭一会長、瀬谷区の植木八千代区長、市医療局の修理淳局長など来賓が多数出席。太田会長はあいさつのなかで半世紀の歩みや一連のコロナ対応などを振り返った。また、超高齢化や少子化の進行、生産年齢人口の減少、デジタル化への移行などを踏まえ、「関係者の皆様にご指導いただきながら、さまざまな課題に医師会として積極的に取り組んでいきたい」と意気込んだ。
式典では永年会員として6人が特別功労賞表彰を受けたほか、PCR検査に従事した会員らも表彰された。
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