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瀬谷区 社会

公開日:2023.01.26

園芸博の基本計画が策定
事業や輸送の方針示す

  • 園芸博の会場イメージ※協会より画像提供

 旧上瀬谷通信施設(瀬谷区、旭区)で2027年に開催予定の「国際園芸博覧会」の基本計画がこのほど策定された。(公社)2027年国際園芸博覧会協会では基本計画に基づき参加招請や機運醸成などの取り組みを進めていく考えだ。

 同協会は昨年7月から8月に基本計画案に関する意見募集を実施。今月10日に発表された基本計画は、これらの意見を受けてまとめられたもの。

 基本計画では園芸博を開く主旨や意義として、SDGs達成に貢献できる日本モデルの提示、都市生活と自然が共生するグリーンシティの発信、花き園芸・造園・農の振興を挙げている。

 展示・出展計画では主催者庭園、各国や国際機関、自治体・企業・団体などによる屋内外の出展、技術発展や産業振興を図るコンペティションなどが計画されている。協会主導のテーマ事業として、様々な展示・体験プログラムなどのコンテンツを複合させた「Village」も行う。

 有料来場者数1000万人以上という輸送計画については相鉄線の瀬谷駅と三ツ境駅、横浜線の十日市場駅、東急田園都市線の南町田グランベリーパーク駅を発着駅候補として、シャトルバス運行が予定されている。空港や主要ターミナルからの直行バス、会場外の駐車場からシャトルバスを走らせるパーク&ライドも導入するという。

 開催期間は27年3月19日〜9月26日。会場建設費は320億円で、国や地方公共団体、民間が負担する。運営費360億円については入場料や営業権利金などを充てる計画。

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