瀬谷区 スポーツ
公開日:2023.03.09
瀬谷シニア
5年ぶりの全国選抜へ
総合力で頂点目指す
瀬谷リトル・シニア野球協会のシニアチームが、3月25日から大阪で開かれる「第29回 日本リトルシニア全国選抜野球大会」に出場。2002年以来の優勝を目指す。
全国各地の強豪48チームがトーナメント戦で優勝を争う同大会。瀬谷シニアは昨秋の関東大会で準優勝するなど実績を残しており、5年ぶり12回目の出場が決まった。
中学1年から3年で構成されるシニア。3年は夏に引退するため、今は1・2年の体制になっている。星雄一郎監督によると、攻守の要は前田壱颯(いっさ)キャプテン(2年)。長打力があり、4番打者を務める。キャッチャーとしてもキャッチングやスローイングの基礎技術が高く、積極的な声かけでチームメイトを鼓舞するという。
ピッチャーは制球力に優れる坂本武琉(たける)投手(同)、速球と変化球のコンビネーションが武器の菅野琢大(たくひろ)投手(同)、球威のある高田和音(かずと)投手(同)と様々なタイプが揃う。攻撃は1番から9番まで打線がつながる総合力の高さが特徴で、前田キャプテンやチーム有数の長打力を誇る3番・八木遥風(はるかぜ)選手(1年)が中心となる。
関東の悔しさバネに
今大会は1回戦シードで、2回戦で瑞穂と泉佐野の勝者と対戦する。チームの大きな目標が、昨秋の関東大会決勝で0対13と大敗した静岡裾野との再戦だ。練習場のベンチに決勝のスコアを貼っており、雪辱を果たすことがモチベーションになっているという。
裾野と対戦するには決勝まで勝ち進む必要がある。頂点までは毎日の連戦続きで、「チームの力が試される総力戦。全員野球で戦いたい」と星監督。前田キャプテンは裾野に勝利することを目指してきたからこそ冬の辛い練習を乗り越えてこられたとして、「まずは目の前の一戦一戦に集中していきます」と力強く話している。
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