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瀬谷区 トップニュース文化

公開日:2023.03.30

瀬谷公会堂
4月1日に利用再開
講堂の改修工事が終了

  • 天井の脱落対策が施された講堂

  • 通路に手すりも

 講堂の天井改修工事に伴い昨年6月から休館していた瀬谷公会堂が4月1日(土)に再開する。運営業務責任者の佐藤達也さんは「今まで以上に多くの方々に公会堂を利用してもらえれば」と呼びかけている。

 瀬谷区総合庁舎内にある同公会堂は、約500人を収容可能な講堂や会議室などを備える。観客席の左右の壁に反響材が設けられているなど優れた音響が特徴の一つで、市民団体のコンサートや吹奏楽部の演奏会などが多く開かれてきた。

 今回の工事は横浜市の「公共建築物天井脱落対策事業」の一環。同事業は東日本大震災で天井の脱落が多く発生したことを受けたもので、市内公共施設などの改修を2025年度までに完了させる予定。同公会堂は災害時の帰宅困難者の一時滞在施設になっており、昨年6月から工事が進められてきた。

設備も一部新たに

 耐震化に合わせて、設備も一部リニューアル。講堂の照明がLED化されたほか、録音などに利用できる吊りマイクが2カ所設置された。LEDは従来の照明に近い明るさで、調光のフェードイン・アウトもスムーズに行えるという。また、階段状になっている講堂の通路には高齢者などが昇り降りしやすいようにと手すりが設置された。佐藤さんは「当初の予定通り工事を終えることができました。手すりも付き、より安心して利用できる施設になっています」と話す。

 4月は既に瀬谷区民活動センター主催の「輝く!せや!ひと!フェスタ」を始め、ピアノやギターの発表会、コンサートなどが予定されている。詳細は同公会堂ホームページ。

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