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公開日:2023.04.13

県議選
田村氏、一騎打ち制す
市議選トップは川口氏

  • 集まった支持者らと再選を喜ぶ田村氏

  • 2回連続トップ当選の川口氏

  • 12回目の当選となった花上氏

  • 再選を果たした久保氏

 神奈川県議会議員選挙と横浜市会議員選挙が4月9日に投開票された。現職と新人の一騎打ちとなった瀬谷区の県議選(定数1)は、現職で無所属の田村雄介氏(42)が再選。5人が出馬した市議選(定数3)は、現職で自民党の川口広氏(42)が前回(2019年)に引き続きトップ当選を果たした。

県議選

 田村氏と、新人で立憲民主党の梅澤愛里氏(35)が争った県議選。選挙期間中は、自民党と公明党県本部の推薦を受けた田村氏の応援に菅義偉前総理大臣が、梅澤氏の応援に蓮舫参議院議員がそれぞれ駆けつけるなど注目の戦いとなった。

 梅澤氏は教育環境や障害福祉、医療制度の充実などを有権者に訴えたものの及ばなかった。再選した田村氏は、「多くの支援者に支えられ感謝の気持ちしかない。全員野球で選挙戦に臨めた」と話した。3期目の重点施策として障害福祉を挙げており、「超高齢化社会を乗り越えていくためにも障害福祉が充実すれば、高齢者も安心して暮らせる社会になる」と意気込みを語った。

市議選

 市議選は現職の川口氏、立憲民主党・花上喜代志氏(76)、公明党・久保和弘氏(49)、新人の日本維新の会・原英人氏(47)と共産党・後藤康仁氏(74)が立候補。川口氏、花上氏、久保氏が再選した。原氏は総合型地域スポーツクラブの設立などを、後藤氏は旧上瀬谷通信施設のテーマパーク誘致見直しなどを掲げるも落選となった。

 トップ当選の川口氏は「定数3に5人が出馬するのは初めてだった。さらに気を引き締めて選挙に臨んだ」と振り返るとともに、3期目については「初当選以来、郊外区の活性化に取り組んできた。横浜市の観光、経済振興ともに郊外区が大きな柱。更なる取り組みをしていきたい」と抱負を話した。

 12回目の当選を果たした花上氏は「区民の皆様のご支援があってこそ。感無量」とコメント。「山中市長の掲げた中期4カ年計画を推進する。また、国際園芸博覧会を成功に導き、瀬谷区と横浜市が発展するきっかけにしたい」と意気込む。

 2回目の当選の久保氏は「様々な地域課題に取り組んでいる点を評価してくれる声が多かった」と選挙の手ごたえを話す。今後は災害に強い街づくりを推進する考えを示したほか、「再生可能エネルギーの普及にも取り組みたい」と語った。

投票率はともに減

 瀬谷区内の投票率は県議選が43・09%(前回マイナス0・41ポイント)、市議選が43・22%(同マイナス0・45ポイント)だった。10日起稿

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