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瀬谷区 トップニュース社会

公開日:2023.04.20

ケアプラザ
オンライン相談を導入
利便性向上に一役

  • パソコンなどを用いながら相談できる※写真はイメージ

 自宅などからスマートフォンやパソコンで福祉や介護サービスについてオンライン相談できる取組が、地域ケアプラザで2023年度から始まっている。区内5カ所のケアプラザでは阿久和・中屋敷・下瀬谷で導入されており、二ツ橋と二ツ橋第二も順次対応予定。

 横浜市独自の施設であるケアプラザは身近な福祉・保健の拠点として、市内145カ所に設けられている。子どもや保護者、高齢者、障がい者など幅広く支援する。

 受け付ける相談は介護や子育て、地域交流やボランティア活動に関する内容などさまざまで、これまでは主に電話や窓口で対応してきた。体の状態などによって来所が難しい場合は訪問するケースもあるという。

顔が見える安心感

 オンライン相談ではウェブサービスのZoomを活用する。当事者だけでなく、家族や支援者など3者で行うことも可能だ。「遠方で暮らしている人などの負担を減らすことにつながるはず」と瀬谷区福祉保健課の職員。また、相談方法の選択肢が増えることによって、「より気軽に不安や悩みを話してもらえるようになれば」と期待を寄せる。

 中屋敷と下瀬谷のケアプラザは昨秋から先行実施してきた。中屋敷の職員はオンラインのメリットにお互いの顔が見えることの安心感や、相談者の状況が把握しやすい点を挙げる。「表情などから読み取れることも多く、映像を通じて生活ぶりもうかがえる。的確な支援の一助になる」と話している。

 オンライン相談の申し込みや開始時期など詳細は各ケアプラザへ。

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