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公開日:2023.05.25

上瀬谷球場
半世紀の歴史に幕
野球協会、功労者を表彰

  • 表彰された(右から)小幡さん、久保さん、横井さん、生井さん(協会より写真提供)

  • 閉鎖された球場

 長年にわたり瀬谷区における野球振興の場として親しまれてきた「上瀬谷球場」が、旧上瀬谷通信施設の開発に伴ってこのほど閉場した。瀬谷区野球協会(合田充男会長)では4月16日、球場管理や大会運営に長年尽力したとして4人を表彰した。

 跡地の南側に位置していた上瀬谷球場。同協会によると、設置にあたっては瀬谷区が戸塚区から分区した1969年、上瀬谷通信基地を管理する米軍と交渉。日米友好の証として米軍兵士も土地の開墾に携わり、約50年前に設けられた。当初は原っぱだったそうで、度重なる整備を経てネットやフェンスなど設備が充実していったという。

 球場では小・中学生の野球、ソフトボール、軟式野球などさまざまな大会が開催。同協会が主催し、今年4月に105回目を迎えた瀬谷区民野球大会も長年にわたり行われてきた。

 表彰式は、球場で開かれる区民野球大会の最終公式戦に合わせ実施。同協会の功労者として前会長の小幡四郎さん、前事務局長の久保一夫さん、審判や整備に尽力した生井勝意さん、管理や大会運営で貢献のあった横井茂夫さんが称えられた。

 小幡さんは球場について「多くの人がプレーを楽しんでくれた場所。周りの農家のご理解とご協力があり維持できた」と振り返った。また、表彰されたことを喜びつつも、「寂しいという気持ちが一番大きい」と閉鎖を惜しんだ。

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