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公開日:2023.07.27
パラ陸上加藤茜さん
国際大会で2位に輝く
100m知的障がいの部で
陸上のパラアスリートとして活躍する加藤茜さん(宮沢/23歳)が、6月の国際競技大会「Virtusグローバルゲームズ」の女子100m II1(知的障がいの部)で準優勝した。7月20日には植木八千代区長を表敬訪問し、2024年のパリパラリンピックに向けた意気込みなどを語った。
同大会は国際知的障がい者スポーツ連盟(Virtus)の運営。フランスで陸上や水泳、卓球、バスケットボールなど12競技が行われた。
女子陸上100mと200mのID(知的障がい)日本記録(12秒64と26秒55)を保持する加藤さん。今大会の100mでは予選を13秒16の全体6位で通過すると、準決勝では12秒86をマークした。「転んでもよいという気持ちで走りました」という決勝は、自己ベストに迫る12秒70で2位。「ゴール直後は順位が分からず、コーチに言われて結果に気付きました」と笑顔で振り返る。その一方で、「金メダルを取りたかった」と悔しさもにじませる。女子200mII1でも、27秒35で5位入賞を果たした。
陸上を始めたのは中学1年の頃。身体を動かすことが好きで、母親の勧めもあったという。高校では全国高等学校定時制通信制陸上競技大会の女子100m、200mの部門で優勝した。
高校卒業後は陸上から離れた時期もあったが、20歳の頃に再開。横浜市の障がい者の大会「ハマピック」に参加したことがきっかけとなり、競技として本格的にトレーニングするようになった。
今の大きな目標は来年のパリパラリンピック。パラリンピックでは陸上の知的障がいの部門が限られているため、400mと走り幅跳びでの出場を目指している。
区長を表敬訪問
加藤さんは20日に植木区長を表敬訪問。初めてだったという海外の大会について、時差で苦労したことや、オペラ座で開かれたパーティを楽しんだことなどを振り返った。パラリンピックの選考に向けては、「しっかりと身体を作って臨みたい」と意気込んでいた。
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