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瀬谷区 スポーツ

公開日:2023.08.03

瀬谷リトル
総合力で県を制す
10年ぶりの全国選抜へ

  • 県優勝を喜ぶ選手たち※提供写真

 旧上瀬谷通信施設のグラウンドを拠点とする硬式野球チーム「瀬谷リトルリーグ」(阿部裕史監督)が、「JA共済杯2023全国選抜リトルリーグ野球神奈川連盟大会」(7月2日〜9日/湘南銀河大橋ゴルフ野球場)を制覇。10年ぶり7回目となる全国選抜の出場切符を掴んだ。

 同大会(主催/リトルリーグ神奈川連盟)は8チームが出場。トーナメント制で優勝を争った。

 中学1年生22人、小学6年生2人が所属している瀬谷リトル。今年3月の春季県大会は、少年野球チームを卒団した選手が合流後間もない中にも関わらず優勝していた。

 「スター不在でも、総合力で戦うチーム。ここ数カ月でさらに全体がレベルアップしている」と阿部監督。守備ではコントロールに優れたエース・小林隼英(はやぶさ)キャプテンを軸に、変化球を得意とする左投げの武川穂高投手、速球派の喜田義弘投手などが揃う。攻撃の要は、ともに長打力のある3番・平野駿選手と4番・滝川翔太選手。

 今大会のポイントとなった試合が、県下のリトルでナンバー1というピッチャーを擁する旭との初戦。2回に先制点を許すも、4回に篠田琳太選手と小林キャプテンの安打で追いつく。延長7回表の攻撃で中田大智選手のヒットで逆転すると、その裏の守備では小林キャプテンが相手打線を抑えて、2対1で勝利した。

 これで勢いに乗った瀬谷リトルは準決勝(VS逗子・青葉緑東)を21対0、決勝(VS平塚)を12対5で制して頂点に立った。小林キャプテンは「全国を目指して練習してきました。優勝できてうれしい」と喜ぶ。

「想いぶつける」

 全国選抜は福岡県で8月25日から行われる。優勝するには2日間で4試合を戦う必要があり、県以上に総合力が求められるという。小林キャプテンは「私たち中学校1年にとって最後の大会。今までの想いを全てぶつけます」と力強く目標を語った。

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