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公開日:2023.09.07

クライミング世界大会
小屋松さん(隼人)が6位
U16の日本記録を更新

  • 過去の大会のメダルを掲げる小屋松さん

  • 過去大会の様子(提供写真)

 横浜隼人高校1年生の小屋松恋(れん)さんが、韓国・ソウルで8月18日から27日に開かれたスポーツクライミング世界ユース選手権2023の女子アンダー16のスピード部門で、6位の成績を残した。

 目標地点までの到達時間を競うスピードクライミング、時間内に登った高さを競うリードクライミング、登りきった回数を競うボルダリングの3部門に分かれるスポーツクライミング。小屋松さんは第3回スピードユース日本選手権大会で1位に、第9回ボルダーユース日本選手権大会で3位になり、世界ユース選手権に出場した。

 女子U16のスピードには28人が参加した。小屋松さんは15メートルの壁を、自身のU16日本記録を更新する8秒28で登り予選通過。決勝リーグに駒を進め、一回戦を9秒57で突破した。二回戦で敗退するも6位となった。昨年大会の11位から順位を上げたが、「本命のスピードでいつもの動きができず、身体と心のリズムが合わなかった」と反省。「海外選手の技術など、多くを学ぶことができた。今後の練習に生かしたい」と抱負を語った。ボルタリングは準決勝まで進出し、12位だった。

登り方の工夫こらす

 「昔から木登りが好きで、競技を知った時は自分もやりたいと思ったんです」と小屋松さん。小学校3年生から競技を始め、週4回西区のボルダージムに通う。その魅力を、「体力だけではなく、頭を使って登り方を考えるパズルのようなところ」と語る。

 今後の目標は、来年開かれるジャパンカップ。現在は予選に挑戦している。「自分より年上で強い選手も参加するので気を引き締めたい」と決意を示した。

 18、19年世界選手権スピードで優勝したアレクサンドラ・ミロスラフ選手を目標に「将来はスピード部門でオリンピックを狙いたい」と未来を見つめる。

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