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瀬谷区 文化

公開日:2023.10.12

横浜隼人中学高校
「隼輝祭が帰ってきた」
県内初auPAY導入も

  • 喜びを露わにする生徒たち

  • キャッシュレス決済を利用する参加者

 横浜隼人中学・高等学校の文化祭「隼輝(しゅんき)祭」が9月30日と10月1日に開かれ、約7000人が来校した。同文化祭はコロナ禍の影響で中止や縮小開催が続いていたため、通常規模で開かれるのは4年ぶり。

 この日は、手作りのお化け屋敷やジェットコースターなど趣向を凝らしたブースが出店。また、中庭や体育館のステージでは野球部や文化部に所属する生徒たちがダンスや演奏を披露した。さらに高校2年生による飲食店も復活し、軽食や飲料を販売する売店には長蛇の列ができた。

 通常開催が中学1年の時以来だという高校2年の生徒は「やっと、いつもの隼輝祭が帰ってきた。来校者と一緒に最後まで楽しみたい」と笑顔で語った。

執行部が奔走

 今回の文化祭には生徒からの強い要望により、auPAYを利用したキャッシュレス決済が導入された。KDDI(株)南関東総支社の担当者によると、神奈川県で開かれる中学・高校の文化祭で導入されたのは初めてだという。

 文化祭執行部の大石和(なごみ)委員長は「文化祭に取り入れるために、多くの調整が必要でした」と話す。同校では校内での携帯電話の使用が禁止されているため、文化祭に向けて生徒全体にアンケートをとるなどし、ルール作りに奔走。静岡県の日本大学三島高等学校・中学校で開かれた文化祭の見学や、KDDIとの話し合いなどを率先して実施。同校の教員の協力を得ながら企画を進め、会計部の田中杏佳部長とともに説明会を開くなど尽力した。

 同校の杉山努教頭は「生徒の情熱に驚かされるばかり」とコメント。自ら率先して行動した生徒たちを「誇らしい」と褒めたたえた。

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