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瀬谷区 社会

公開日:2023.10.19

横浜市消防本部
新庁舎の供用始まる
指令と運営機能を一体化

  • 11月9日から運用開始される司令センター

 横浜市消防本部の新庁舎が保土ケ谷区役所の隣接地に完成し、10月10日から供用開始された。

 新庁舎は本館と倉庫棟からなる。本館は地上7階、地下1階建て。屋上には大規模災害時に他県からの緊急消防援助隊を受け入れるためのヘリパッドも整備された。

機動的な災害対応へ

 庁舎の新設は東日本大震災の被災地の事例などを参考に、指令機能と本部運営機能を一体化することで情報収集と意思決定の機能強化を図るのが目的。本館と別棟で分かれていた機能を集約することで、災害情報を瞬時に共有でき、迅速かつ機動的な災害対応が期待される。

 横浜市にはこれまで消防本部庁舎と呼ばれる単独の施設はなく、市内中央部に位置する保土ケ谷区役所庁舎の本館上階や別棟に本部機能や緊急通報を受信する司令センターなどを置いていた。

 9月24日には竣工記念式典が開かれ、山中竹春市長のほか消防庁の原邦彰長官らがテープカットを実施。市民向けの内覧会も行われた。

 今後は部署ごとに順次移転を進め、市民からの119番通報を受け付ける司令センターは、緊急通報番号にちなみ11月9日から運用開始される。

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