瀬谷区 トップニュース教育
公開日:2023.10.19
阿久和小学校
統合前に「最高」の思い出を
夜の学校に児童歓声
来年4月にいずみ野小学校(泉区)と統合される阿久和小学校で10月7日・8日、夜の学校を探検する「ナイトウオーク」や宿泊体験などを楽しむ「わくわくあくわの日」が開かれた。統合前の思い出作りに教諭たちが企画したもので、普段の学校生活ではできない体験に子どもたちは歓声を上げた。
同校はこれまで、「チャレンジフェスタファイナル」や、松陽高校(泉区)の文化祭でのソーラン節披露など、児童の思い出作りに尽力してきた。
7日昼には児童66人が学校に集合。テレビ番組を模した「かくれんぼ中」を全員で楽しんだ後、5・6年生や教諭、保護者が協力して作ったカレーを味わった。
夜にはFMヨコハマのラジオパーソナリティが来校し、子どもたちが歌う校歌を録音した。校庭で開かれたキャンプファイアーでは、レクリエーションや花火を実施。午後8時以降は1〜3年生は帰宅となったが、4〜6年生は学校に残り、「ナイトウオーク」で夜の学校を探検。児童たちは、昼間とは違う学校の雰囲気に「怖い」とはしゃぎながら、教室や理科室などを見て回った。その後、寝間着に着替えた子どもたちは、体育館で一泊した。
8日には再び児童全員が集まり、横浜隼人中学・高校和太鼓部の演奏会や阿久和地域を巡るあくわラリーも開かれ、地域と学校を楽しんだ。レクの司会としても活躍した小林拓真さん(5年生)は「今までにない経験ばかりで、思い出に残る最高の2日間になった」と喜んだ。
7日の午前中には内覧会が開かれ、地域住民や卒業生が来校。校庭などを巡りながら、思い出話に花を咲かせていた。
児童の要望から
このイベントは同校の4〜6年生と教諭たちで構成される代表委員会で、「とにかく阿久和を楽しみたい」とリクエストが出たことから企画された。「学校宿泊など、子どもたちの要望を実現するためさまざまな調整をしました」と話すのは、室岡歩教務主任。教諭たちと協力し、保護者の同意や寝具などの備品の発注、地域への協力依頼やラジオ番組へ収録の要望などを実現していったという。
荒井智津子校長=人物風土記で紹介=は「教諭たちにとっても初めての事が多い中、成功のために奔走してくれ感謝」と話した。現在、さらなる思い出作りのために、地域団体とコラボレーションを計画しており、「これからも子どもたちにとって良い記憶として残るイベントを開いていきたい」と展望を語った。
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