国際園芸博覧会（ＧＲＥＥＮ×ＥＸＰＯ ２０２７）の開催１２３４日前に合わせ、瀬谷区のマスコット「せやまる」のオブジェ披露式が11月1日（水）に瀬谷公会堂で行われる。横浜国際園芸博覧会瀬谷区推進協議会と瀬谷区が共同制作したもので、機運情勢を図る。

　旧上瀬谷通信施設で27年３月19日に開幕する園芸博。同協議会は区民一体となって盛り上げようと３年前に設立され、各種団体や組織の代表者で構成されている。

　同協議会と区役所は協力しながら、今年３月に子どもを招いて区の花アジサイを植樹。開催１４００日前の５月にヒマワリの種を、１３００日前の８月にラディッシュの種を配布した。せやまるをベースに共同制作されたオブジェは移動可能で、ＳＮＳなどの投稿による情報拡散を狙う。

　１日は２部制で、午後３時から４時（30分前開場）。１部ではオブジェが披露される。

　２部はピアニスト・林直樹氏（区内在住）のリサイタル。林氏は三ツ境小学校・原中学校の出身で、現在は昭和音楽大学の講師を務めながら多数のオペラプロダクションに携わり、ソロやアンサンブルなど様々な演奏活動を行う。当日はメンデルスゾーンの「甘い思い出」、マスネの「タイスの瞑想曲」などを演奏する予定。

　一般も来場可能（申込不要／定員に達した場合は入場できない可能性あり）。特別パッケージデザインの種と、卵の殻で作られているフィルムプランターが進呈される（先着）。ホワイエでは瀬谷区の花をテーマとした写真展も実施。無料。同協議会の網代宗四郎会長は「素晴らしいオブジェをぜひご覧ください。国際園芸博覧会に想いを馳せてもらえれば」と来場を呼びかけている。（問）区政推進課【電話】０４５・３６７・５６３２