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公開日:2023.11.16
公園の健康遊具を網羅
土木事務所がマップ作成
区内の公園に設置されている健康遊具の場所や使い方を盛り込んだマップがこのほど完成し、区庁舎などで配布されている。マップを製作した瀬谷土木事務所では、遊具を活用しての健康づくりを呼びかけている。
運動機能の維持・向上などを目的とした大人向けの健康遊具。足止めが付けられている「腹筋ベンチ」、ウエストのひねりや胸のストレッチに効果的な「ツイスト」、背筋や腰を伸ばせる「背伸ばしベンチ」など運動の目的に合わせたさまざまな種類がある。一つの遊具で前屈やステップができたりと、多用途に使える点も特徴だ。同事務所によると、区内の公園101カ所のうち28カ所に設置されている。
これまでに瀬谷区のホームページで一部紹介していたものの、網羅したマップを作るのは初。既設28カ所に加えて、2024年4月に供用開始予定のものも含めた計29カ所を紹介している。「背伸ばしベンチ」や「ぶらさがり」、「平均台」「横跳び越し」など種類も記載しているほか、主な健康遊具の使い方も解説。高齢者の利用も想定して、各公園のトイレの有無も分かるようになっている。
持ち運びしやすく
マップは区民の健康づくりを促すことや、心身機能が低下して要介護に近づいている状態「フレイル」の予防などが目的。第4期の「瀬谷区地域福祉保健計画」(21年度〜25年度)のなかでも、健康遊具を積極的に紹介することが盛り込まれている。
作成にあたっては同事務所を中心に、福祉保健課や高齢・障害支援課が協力して進めてきた。ポケットなどに入れて持ち運びできるようにと、A6サイズ(105×148mm)に折りたためるようになっている。また、文字の大きさや配色を工夫して視認性の向上も目指したという。
マップは区庁舎の福祉保健課(4階)や総合案内(2階)、同事務所(三ツ境153の7/【電話】045・364・1105)で配布している。また、11月25日(土)に瀬谷公会堂で開催される同計画のシンポジウム(午後2時〜4時)でも配るほか、ホームページ(右記2次元コード)でも閲覧できる。
同事務所の担当者は「お近くの公園で健康遊具を活用し、健康づくりしてみませんか」と話している。
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