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公開日:2023.11.23
横浜隼人バレー部
2年連続で春高切符掴む
県4冠も達成
「春の高校バレー」(第76回 全日本バレーボール高校選手権大会)の予選会を兼ねた神奈川県選手権(11月3日〜11日/トッケイセキュリティ平塚総合体育館ほか)の女子部門で、横浜隼人高校が持ち前の守備力などを武器に初優勝。2年連続の全国切符を掴むとともに、県4冠の快挙を達成した。
堅守武器に
今年2月の新人大会を初制覇し、目標の県4冠に向けてスタートを切った隼人。関東とインターハイの県予選もそれぞれ優勝し、4冠に王手をかけていた。
佐藤喜一郎監督によると、今のチームは強豪校と比べて大柄な選手こそ少ないものの、確かなレシーブ力に基づいた粘り強い守備とバランスの良い攻撃が特徴。3年生は約1年前の春高バレーを主力として戦っており、大きな舞台での経験も豊富だ。その一方で、今年8月から9月にかけては隼人から10人が県代表に名を連ねた国体もあり、他校に比べて単独の練習時間が限られるなど不安要素もあったという。
劣勢を跳ねのけ
今回の県予選(女子)には137校が出場。トーナメント戦で、上位2校が全国出場となる。
1回戦シードの隼人は順調に勝ち進み、春高バレーの切符をかけて大和南との準決勝へ。第1セットは両校拮抗したまま終盤にもつれ込む展開となった。隼人は先にセットポイントを迎えるも、相手に追い付かれる。それでも再びリードすると、最後は小宮瑛那選手(3年)のスパイクで突き放して26対24で制した。第2セットは25対16で勝利して春高出場を決め、決勝戦へと駒を進めた。
初優勝のかかった決勝戦は市立橘と対戦。第1セットは23対25で奪われ、第2セットも序盤で1対8と大きくリードを許した。「相手エースの高いスパイクとブロックに苦しめられました」と長井里緒キャプテン(同)。劣勢を挽回すべくチーム全体で声を掛け合うとともに会場からのの応援を受けると、波多野結菜選手(同)などの活躍で追い上げて、17対17と同点に追いつく。そこから再び離されるも、ピンチサーバーとして出場した政春(まさはる)佳央選手(同)のサービスエースで流れを引き寄せて25対22で逆転勝ち。「絶対に何か成し遂げようとコートに入りました。(サーブが決まった瞬間は)嬉しくて『きたっ』て思いました」と笑顔で振り返る政春選手。勢いに乗った隼人は第3セットを25対19で連取して頂点に立った。
準決勝と決勝で劣勢を跳ねのけることができた理由について長井キャプテンは「みんな負けず嫌い。追いつめられると『もっと頑張らないといけない』と更にエンジンが入るんだと思います」と分析。また、県内外の強豪と練習試合を重ねてきた経験が土壇場で生きたという。「監督やコーチの方々に感謝しています。大きな目標を達成できて嬉しい」と春高出場と4冠を喜ぶ。
来年1月4日に開幕
春高バレーは来年1月4日から8日まで、東京体育館で開催予定。長井キャプテンは「ベスト16以上を目指します」と意気込んでいる。
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