瀬谷区 教育
公開日:2024.01.18
相沢小
給食にベトナム料理
国際理解や児童交流で
相沢小学校(宮路ますみ校長)で12月16日にベトナム料理の給食が提供された。国際理解に加え、児童交流のきっかけ作りとして企画された。
ベトナムを始め、外国にルーツのある児童が全校(約300人)の6分の1を占める同校。16日は総合学習の発表会があり、学校独自のメニューを提供できる日だった。
給食に出たのは米粉で作った平らな麺のフォーの野菜スープと、ベトナム風唐揚げなど。フォーは食べやすいようにと野菜が細かくカットされた。唐揚げは「ガーザン」と呼ばれる料理。ベトナムでは魚醤の一種のヌクマムや蜂蜜が用いられているそうだが、今回はナンプラーと砂糖で味付けした。
「フォーはもちもちで、唐揚げもサクサク。ベトナムが好きになりました」と土田哲平さん(6年)。グエン・ファム・ハイアウさん(同)とダオ・ミン・コアさん(同)は「ニラや人参が入っていて栄養バランスが良いと思いました」「ベトナムの唐揚げを食べたのは初めてだったけれど美味しかったです」と話す。ダン・トリー・ギアさん(同)とバン・ティエン・ホアンさん(同)も「(クラスメイトが)美味しいと言っていて嬉しかったです」「ベトナム料理が給食に出てビックリしました」と楽しんだ様子だった。
この日は給食に合わせて、同校の国際教室で日本語などを学ぶ児童がベトナム料理の特徴を放送で紹介した。
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