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戸塚区・泉区

公開日:2012.02.16

東国原氏
挑戦の人生 語る
法人会セミナーで

  • 会場を沸かせた東国原氏

 前宮崎県知事の東国原英夫氏(54)が2月3日、男女共同参画センター横浜で開かれた戸塚法人会による春季税制セミナーに招かれ、自身の人生をユーモアたっぷりに語った。



 同県生まれの東国原氏は、専修大学卒業後にビートたけしの一番弟子となり、タレント「そのまんま東」として活動。2000年に早稲田大学第二文学部に入学、04年には同大政治経済学部に入学し、地方自治を学んだ。07年に同県知事選に出馬し当選。11年に任期満了により退任した。



 東国原氏は講演で、「お笑い芸人と政治家になりたかった変わりもの」だった小学生時代から、人生の節目を振り返った。たけし軍団が起こしたフライデー襲撃事件により自宅謹慎をしていた際に、以前から温めていた構想を基に小説を執筆したことに触れ、「挫折が人を強くする。どう乗り越えるか」と語った。また、地域活性化のポイントを「若者、ばか者、よそ者」とし、「旧態依然とした宮崎を変えるのは第三者」と知事選に出馬した話も披露。県知事としての初登庁時に「この県に裏金はないか」と切り込み、裏金が出た際に礼を言うなど、「素人だからできた」行動により、周囲の反応が変わってきたエピソードを語った。講演テーマの「地域のピンチをチャンスに!」から内容は逸れていたものの、軽妙な語り口で会場を笑いの渦に誘った。

 

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