コンビニで強盗訓練 3署合同で実施
戸塚、藤沢、藤沢北の3警察署は6月4日、ファミリーマート影取鉄砲宿店で強盗事件に対応する緊急配備訓練を実施した=写真。
コンビニエンスストアを狙った強盗事件に対する店員の自主防犯意識を高めようと行われた訓練は、同店が藤沢市至近に立地していることから3署合同とした。
訓練では、犯人役の3人の警察署員が応対した店員に包丁をつきつけて、「金を出せ」と現金を要求。模擬紙幣を強奪した後、乗用車3台で3署が管轄する方向へそれぞれ逃走した。店からの通報を受けて駆け付けた警察署員らは店員から事情を聴き、3署では各管内で緊急配備を敷き、犯人役を捕まえた。訓練終了後には、店員の対応要領についての検討会と警察署生活安全課による防犯講話も実施された。
同店の田中惇也店長は「訓練とはいえ、いざとなると頭が真っ白になり犯人の特徴を(3人のうち)2人しか覚えられなかったのが課題。(店入口等に)身長が分かる目印を貼ることも必要」と口にした。
戸塚署では「犯罪は身近に起こり得る。(店員らには)身を守る対応を心掛けてほしい」としていた。
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4月18日