大船高校ウエイトリフティング同好会に所属する、鳥が丘在住の加納広大さん(3年)が、8月2日(金)に沖縄県で行われるインターハイのウエイトリフティング競技89kg級に出場する。
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6月の県大会では、クリーン&ジャーク(バーベルを肩まで引き上げて立ち上がり、全身の力を使い頭上へ上げる)で111kg、スナッチ(バーベルを一気に頭上へ上げて立ち上がる)で95kgの自己ベストを記録。初出場ながら2位に入った。
体を鍛える目的で2年前に始まった有志の集まりを前身に、今年同好会が発足したばかり。テニスや卓球などから転向した10人が練習に励んでいる。「『全国行くよ』と声をかけていたが、こんなに早く結果を出してくれるとは」と語るのは、同競技でインターハイ出場経験がある顧問の岡田誠教諭だ。競技にはパワーだけでなく、バーベルを引き上げるコツや柔軟性なども必要という。
戸塚中学校の頃バドミントン部だった加納さんは1年の春頃から参加し、バーベル代わりに木の棒を使ってフォームを身に着けるところから始めた。当時の記録はクリーン&ジャークが40kg、スナッチは30kg。現在の目標はその3倍以上の重量だ。「練習が辛いこともあるけれど、これまで無理だった重量を上げられた時が本当に楽しい」と笑顔。自己ベスト更新を目指し、全国大会に臨む。
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