第235回 男のおしゃれ学 「女性が管理職になった時の服装」パリ本部FIMT国際デザイナー中嶌 敏男
日本の紳士服は三ッ揃が基本で、幕末の明治初期に普及した。女性のスーツは大正末期から昭和初期ごろに普及。現在は優秀な女性も多く各職場のリーダーになっている。女性が管理職になった時は服装に迷うものだが、決して子供の入学式のお母さんスタイルにならないことが重要。流行のデザインで寸法の合った品格のある服で、全体的にフィット感のある、肩に力の入りすぎない、女性らしさを覗かせることを意識する。
一方で、身体のラインが出すぎずシルエットがきれいに見える役職に相応しい服装でなければならない。この人なら仕事を任せても、と安心感のあるスーツで。
相手に女性らしい良い印象を与えるには、ウエストラインが高めのスタイルにすること。来客をおもてなしする場合は華やかさを感じさせることも女性管理職として大切だ。もちろん、肩の張った服やギラギラした服は避けること。
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