戸塚区・泉区 コラム
公開日:2026.01.29
セカンドシーズン 連載【11】
介護の「本質」考えてみませんか
「財布の重要性【2】」
前回は、説得と納得について書かせていただきました。今回は、介護サービスを利用される際のケア的観点になります。
通所系サービス(デイサービス等)や短期宿泊サービス(ショートステイ)を利用する際に事業所側から「財布(現金)の持参は極力お断りしています」と聞くことが多くあります。
確かに、基本的に利用中にお金を使うことはほぼないことが多い現状です。そのため、持参されて利用中になくなってしまっても責任は負えないという考えが少なからずあると思います。
しかし、一方で介護事業所としてサービス提供しているので「ケアの観点」特に認知症ケアの在り方としてしっかりと考えなければなりません。
例えば通所介護を利用する日の事を考えてみます。利用の際には【1】送迎 【2】お茶 【3】昼食 【4】入浴 のいずれか、もしくはすべてが少なくとも関係してくるかと思います。
記憶において初期の症状の方であれば、お金のことは「ご家族からいただいています」「いつも後から一括でいただけています」などの説明で納得される方もいらっしゃいます。しかし、中期以降の症状の方で支払いの不安を抱えながらサービスを利用されている方がいらっしゃる現状は否めません。自身で支払いをしていないのですから「ちゃんといただいています」とお伝えしても不安は払拭できないのではないでしょうか?
当たり前のことですが、財布がない・持ち合わせがない状況を認識できている中で、認識のズレから【1】送迎=タクシーなどの交通機関を利用 【2】お茶・【3】昼食=喫茶店・レストランの利用やお弁当屋・スーパーなどから購入 【4】入浴=銭湯 全てお金が必要な事が支払いをしていないのに利用時間内ずっと繰り広げられれば不安しかないと思います。皆さんも持ち合わせがなければ利用しませんよね?
しかし、サービスを利用している方々は半ば強制的に提供されてしまうのです。
これは非常に怖い事で、このままだとどうなってしまうのか不安な状況で過ごしていると考えられませんか?
ということは、「専門職としてのかかわり」を考えることが必要になるのではないでしょうか?
次回は、その部分を書いていきたいと思います。
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