白塗りの化粧をした男性たちが踊りながら行う八坂神社の「お札まき」。今年はコロナ禍で中止になったが、例年通り7月14日、参拝者に疫病退散の願いを込めた札は配った。
多数の来場者でにぎわう「お札まき」は元禄時代から続き、古くから疫病退散の意味があるという。母と弟と参拝に来た吉野ことはちゃん(4)は昨年の札を返し、新しい札を受け取って力強く握りしめた。
白塗りをし、30年以上踊りを披露してきた神崎征美さん(65)は「今年もやりたかった」と悔しさをにじませていた。同僚の園部仁司さん(78)は「お札まきは意味があるもの。来年こそ踊りもしたい」と話した。
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