戸塚区版 掲載号:2020年9月3日号 エリアトップへ

市アマチュア無線戸塚区支部 行政の災害情報収集 補完 非常時に備え、訓練継続

社会

掲載号:2020年9月3日号

  • LINE
  • hatena
緊張感を持って地域防災訓練に取り組むメンバー
緊張感を持って地域防災訓練に取り組むメンバー

 大正12年9月1日に発生した関東大震災からまもなく1世紀。近年、首都直下型や南海トラフ地震の発生が危惧されている中で、万が一に備えたさまざまな対策が必要となる。その1つが行政と被災地の情報共有だ。災害時に区役所と各地域防災拠点を無線でつなぐ役割を担う「横浜市アマチュア無線非常通信協力会戸塚区支部」の取り組みを取材した。

 「横浜市アマチュア無線非常通信協力会」は、市の要請により48年前に各区のアマチュア無線家が集まり発足。震度5強以上で電話が使えない際、役所からの要請を受け通信協力をボランティアで行う団体だ。戸塚区支部では無線従事者免許を保有する20代から80代の52人が所属する。

日々実践を重ねる

 「多くのメンバーは自前の無線機を持っています」と話すのは支部長の水野健一さん。幸いにも会発足以来、区内で震度5強を超える地震の発生はなく、訓練によって通信技術を磨いてきた。会員たちは在住する地域ごとに区内35の地域防災拠点に割り振られ、各地域の防災訓練時には本部となる区役所を担当するメンバーと無線で通信を行う。このほか、今年度から区内で震度4以上の揺れが観測された場合に会員間で通信を実施。在住地域の状況を確認し、区にいち早く情報提供することを目標とする。また、各町内会に向けて非常時に備える通信アドバイスを行い、免許なしで使える無線機の配備を進言し、使い方を教える活動なども行う。水野支部長は「地域内での迅速な情報共有は傷病者の救助に役立つ」と話す。

 横浜市では市役所や区役所と各地域防災拠点をつなぐ「デジタル移動無線機」を用意しているが、同時に40回線しか使えないことや長距離の持運びに不便があるなどの課題がある。そのため、同会では市のシステムの補完を役割とし、各地域の被災や傷病者の状況や必要な物資の情報を行政に伝えている。

人手不足が課題

 現在、区内35の地域防災拠点のうちいくつかの地域で会員が未所属のため、災害時にすぐに駆け付けられる人材が不足している。そのため同会では、随時、免許保有者を募集し万が一に備える。「アマチュア無線は災害時に通信により多くの人に役立つもの。ぜひ参加してほしい」と水野支部長は話している。

 区の担当者は「地域防災拠点と区災害対策本部の情報伝達手段の一つとして、連携してもらえることを期待している」と話した。

戸塚区版のトップニュース最新6

火災件数 市内ワースト2

戸塚消防署管内

火災件数 市内ワースト2 社会

前年比は最も増加

1月21日号

伝統文化存続に貢献

東俣野凧の会

伝統文化存続に貢献 文化

近隣小学校で長年指導

1月21日号

ビール作りに支援集まる

市大・木原生物学研究所

ビール作りに支援集まる 教育

春と秋の販売目指す

1月14日号

コロナうつ「工夫し解消を」

区内精神科病院院長

コロナうつ「工夫し解消を」 社会

外出自粛時の心構え語る

1月14日号

区内2,876人が門出

成人式

区内2,876人が門出 社会

密避け、2会場で分散開催

1月7日号

コロナ支援策を推進

吉泉戸塚区長

コロナ支援策を推進 社会

「一人ひとりを守りたい」

1月7日号

横浜市中区日本大通9番地

弁護士による無料交通事故相談と無料の示談あっせん制度

https://www.kanaben.or.jp/consult/by_content/consult25/index.html

司法書士行政書士髙田秀子事務所

実績3,000件以上!相続の専門家が対応(045-410-7622)

https://www.takada-office.biz/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

  • 7月9日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

リモートで戸塚の天体観測

【Web限定記事】横浜の星空さんぽ解説

リモートで戸塚の天体観測

2月13日・20日 踊場地区センター主催

2月13日~2月20日

戸塚区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

戸塚区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年1月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク