戸塚が誇るものづくり技術をもっと身近に――。戸塚区が区内に拠点を構える17の製造業を紹介する冊子「Masterpiece 2021」を先月発行し、区役所などで配布している。
区では、製造業の販路拡大や雇用につながる人材の確保を支援するため、当初、2021年度までの2カ年計画で冊子づくりに取り組んでいたが、コロナ禍で厳しい経営を迫られる企業の支援につなげようと計画を前倒し、今年度の冊子発行に至った。
紹介されているのは、区内に拠点をもつ機械・部品や電気・電子、紙製品などの製造業社。区が戸塚泉栄工業会(区外含め102社)、戸塚工業団地協同組合(同26社)、横浜第二工業団地連合会(同44社)の3団体に呼びかけ、候補に挙げられた17の企業を紹介している。区担当者は「戸塚には高度なモノづくり技術や独創的な製品を持つ企業が沢山ある。そうした企業の販路拡大や人材確保に少しでも役に立てられたら」としている。冊子は、キャリア教育に活用してもらおうと区内市立中学校の1年生に全員分配布されたほか、区内の公立高校4校と横浜市内の工業高校2校にも配られた。また、区役所9階で入手できるほか、ホームページ(https://www.city.yokohama.lg.jp/totsuka/shokai/shoko-nogyo/kogyo/masterpiece2021.html)からダウンロードもできる。
2月26日、27日に「ものづくり自慢展」
区内の「ものづくり企業」を広く知ってもらおうと、毎年2月末に開催されている「戸塚ものづくり自慢展」。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止になったが、今年は2月26日(金)と27日(土)、戸塚区総合庁舎3階多目的スペースの会場とオンラインの同時開催で行われる。目玉企画の「オンライン企業展」は例年会場に出展している企業を中心に、9企業の技術を動画で配信する。公開は2月26日から12月31日まで。詳細は同展のホームページ(https://www.city.yokohama.lg.jp/totsuka/shokai/shoko-nogyo/kogyo/jimanten.html)へ。
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