東俣野町の川戸吉隆さん(45)が9月21日、約2000平方メートルの田んぼで20俵分の「五百万石」という品種の酒米を収穫した。川戸さんは、食用米を収穫していた際に市の南部農政事務所から「戸塚の米を使った酒を造らないか」と声を掛けられたことを機に、区内唯一の酒米農家として昨年スタート。収穫した米を脱穀し、玄米の状態で茅ヶ崎市の熊澤酒造へ持ち込み、同酒造の銘柄「天青」の純米無濾過生原酒として今年2月に数量限定で販売された。「酸味と炭酸が少しあり、ワインのような味を楽しめますよ」
また、今年からは川戸さんの取り組みを知って新たに東俣野町の3組の農家が酒米の栽培を始めている。これらの米も昨年と同様に、熊澤酒造によって「天青」となり数量限定で販売される予定。
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