横浜市出身で12月11日にさくらプラザで公演を行う箏奏者・LEOさん(本名 今野玲央/23歳)。「情熱大陸」や「題名のない音楽会」などさまざまなメディアに出演し注目を集める。
LEOさんが箏を始めたのは横浜インターナショナルスクールに通っていた9歳の頃。アメリカ人の父とは一緒に暮らしておらず、周りの友人と比べ英語で上手く感情を伝えられない日々が続いていた。そんな中、音楽の授業で箏と出会う。「ハーフに生まれ、アイデンティティについて悩んでいたころ。本音では日本人としての自分がしっくりきていて、日本の伝統文化である箏にのめり込みました」
転機が訪れたのは16歳の頃。熊本県で行われた全国邦楽コンクールに出場し、史上最年少で最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞。現在所属している日本コロムビアのスタッフの目に留まり「箏が大好きな少年」が一変。音楽家としての道を切り開いた。
その後は、19歳でファーストアルバム「玲央1st」を発売しメジャーデビュー。これまでに5枚のアルバムを発売している。
西洋音楽を披露
さくらプラザでの公演では、チケットは即完売の盛況ぶりで、バッハやドビュッシーといったクラシック音楽も披露を予定。耳なじみのある曲の中で、日本独特の”間”などを表現していくという。「地元横浜での開催だからこそ、安心感がありますね。音楽歴史に関するトークを交えながら日本の伝統音楽の魅力を伝えたい」と語った。
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