上倉田町在住の早瀬勇さん(86)が駐日ドイツ連邦共和国大使公邸(都内)で7月25日、日本とドイツの交流における献身的な活動が認められ、日独友好賞の表彰状を受け取った。早瀬さんは、「受賞は皆様のお陰があってこそ。心から御礼申し上げたい」と喜びを笑顔で語った。
これまで日独交流において功労のある人に贈られる日独友好賞。受賞者は日独両国で32人。昨年、日本とドイツの交流160周年の記念事業の一環として企画されていたが、新型コロナウィルスの影響により授賞式は延期していた。
「ドイツの良さ日本にも」
早瀬さんは、29歳でドイツに縁ができ、半世紀にわたり日独の交流に貢献。作文コンテストによる高校生の日独相互派遣や、ドイツの中小企業関係者を招いたセミナーを開催するなど自ら率先して両国の親交に尽力。関係のあった石川県にある日独協会で会長を務めたのち、横浜日独協会の発足に携わり初代会長に就任。現在は、横浜日独協会の名誉会長を務める。
早瀬さんは、「近年、ドイツは経済的にも大きく変化している。その良さを吸収するとともに、日本の良さをドイツに伝えられるよう活動していきたい」と今後の展望を語った。
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