戻る

戸塚区・泉区 文化

公開日:2022.09.22

区内建設会社
戸塚駅前に複合施設 竣工
隈研吾氏が設計

  • 竣工式に参加した関係者一同

  • 舞台上であいさつに立つ黒田社長

  • 質問に答える隈氏(右)

 区内に本社を構える大洋建設(株)(黒田憲一社長)が施工した戸塚駅前の保育所・スタジオが併設する複合施設の竣工披露式がが9月3日、同地で行われた。

 施主は同社のグループ会社のオセアン(株)。東京五輪の新国立競技場を手掛けた建築家の隈研吾氏が設計。「MURASAKI PENGUIN PROJECT」の名称で昨年着工し、今春4月に小規模認可保育園が開所。今回地下に併設するスタジオが開業した。

「地域に開かれた場に」

 敷地面積493・45平方メートル、木造(一部鉄筋コンクリート造)地上1階地下1階建てからなる同施設。特徴的な三角形の積み木を思わせる外観で、地下には舞台芸術やデジタル技術を駆使した芸術の拠点となるスタジオを併設した。

 竣工式では関係者によるあいさつのほか、パフォーマンスグループ「MURASAKI PENGUIN」によるダンスや音楽を織り交ぜた演目『/fold』が披露され、会場を彩った。隈氏は「空間の面白さを最大限に生かしたダンスで、この場でしか表現できない素晴らしいものだった。感銘を受けた」と話した。さらに「自然と現代の隙間に位置する現代的な施設が完成した。建築界でも話題になった当施設を地域と一緒に育てていきたい」と語った。

 黒田社長は「保育園とスタジオが併設したこの複合施設で、芸術・文化・アートが戸塚の地で花開いていく一助になれば嬉しい。地域貢献できる建物になることを願っている」と語った。

 (問)MPP TOTSUKA【メール】info@mpptotsuka.com

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

戸塚区・泉区 ローカルニュースの新着記事

戸塚区・泉区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS