戸塚区・泉区 意見広告
公開日:2023.06.29
皆様の声がカタチに! 市政報告
敬老パス、持続可能な制度に!
横浜市会議員 中島みつのり
4期目は、公明党横浜市会議員団の政務調査会会長としてスタート。担当常任委員会では、健康福祉局の政策確認に携わっています。
多くの高齢者の方々から継続要望がある「横浜市敬老特別乗車証(敬老パス)」。公明党と市担当局の健康福祉局は6月7日、持続可能な制度にするための勉強会を実施しました。
当日は、所得に応じて負担額が決まっている敬老パスの精度設計を改めて確認。議論の中心は、制度の維持方法です。交通事業者や市の負担は高齢化の進展により増加しています。しかし、我が党からは高齢者の移動の利便性を確保するため、「敬老パス」の維持を市に要望しました。
IC化で可視化へ
常任委員会で市から「敬老パス」IC化後の報告がありました。
市は紙製の敬老パスを廃止し、令和4年10月からICカードを導入しています。これにより課題はあるものの、利用実績データを把握できるようになりました。導入後から同5年3月末までの半年間の状況を見てみると、交付者数は約40万2千人。利用回数は74歳をピークに、高齢になるほど減少へ向かいます。利用回数では、バス月平均が1〜5回、地下鉄月平均は0回が一番多いことが分かっています。
名古屋市を参考に
私は7月、名古屋市の先進事例を視察予定です。名古屋市では65歳以上の市民約32万人に、JRを含め多くの公共交通機関で使用できる敬老パスを交付。平成28年にIC化し、実態把握が進んでいます。それによると、9割以上が年間730回未満の利用のため、年間の利用上限回数を定めて財源を確保、制度維持につなげています。
山中市長は令和7年度から、75歳以上の敬老パス無償化を掲げています。これには約80億円の追加予算が必要。私は敬老パスを持続可能な制度とするため、市と真剣な議論を続けていきます。
中島みつのり市議
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神奈川県横浜市戸塚区原宿4丁目13-12
TEL:045-410-6307
FAX:045-410-6308
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