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戸塚区・泉区 スポーツ

公開日:2023.08.24

戸塚区ソフトテニス協会
初の中学生向け大会
競技人口獲得が狙い

  • 中学生に大会趣旨を語る高橋会長

 戸塚区ソフトテニス協会が初めて中学生向けに主催した大会が8月3日、金井公園で行われた。大会には、区内の男子4校、女子5校のソフトテニス部が出場。男女別に総当たりの団体戦を行い、共に豊田中学校が優勝した。同協会員は大会本部での運営に従事した。

 本来、区ソフトテニス協会は大人向けの団体。中学生の部活動は中体連の管轄となるが、会長の高橋智子さんは開催理由を「ソフトテニスが長く楽しめるスポーツだと教えるため」と話す。中学校でソフトテニスをやっていても、成長するにつれ競技と疎遠になるケースは少なくない。しかし、大人向けの大会には80代の部もあるほど、生涯を通して楽しむ人もいる。中学生に将来に渡ってプレーできることを伝え、競技人口の獲得につなげることが狙いだ。

 また、もう1つの目的として、中学生に人工芝コートでのプレーを提供することも挙げた。普段は学校のグランドでプレーをすることが多い。しかし、今回は同協会にコートの優先利用枠があることから、中学生の大会としては珍しい人工芝コートでの開催が実現した。生徒たちは楽しんでいる様子だったという。

 高橋会長は大会を振り返り「大成功だったが、学生の大会を運営する難しさもあった。学校とも相談しながら、来年に向け準備を行う」と語った。

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