JR東日本横浜支社が12月14日、横浜市交通局、戸塚署、戸塚消防署、戸塚区役所と連携し、テロ対策を想定した訓練を戸塚駅地下コンコースで行った。
5者が共同して実地で訓練を行うのはコロナ禍後以来。JRが戸塚駅を利用する乗客の安全・安心を確保するため提案、それに各者が協力する形で実現した。
今回の訓練は戸塚駅構内で、不審者がナイフや液体を使って乗客を襲うことを想定したもの。それに対して各者が連携して、不審者の取り押さえ、救護や事後処置までの流れを確認した。
訓練は不審者が突然暴れだし、乗客が襲う場面から始まった。職員が異常を察知し通報、さすまたを用いながら不審者を取り押さえ逮捕。負傷者の救助、搬送を行った。その後、特殊防護服を着た作業員による除染作業が行われた。駅利用者は緊迫感ある訓練に驚いた様子だった。
菅沼晋戸塚駅長は、今回の訓練で「万が一に備えた一連の流れを確認できた。安全に利用できる戸塚駅、まちづくりをこれからも関係機関と連携しながら進めたい」と語った。國本直哉区長は、「顔が見える関係づくりを行い、実際の事件が発生したときは適切に対応したい」と話した。
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