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戸塚区・泉区版 公開:2025年2月27日 エリアトップへ

戸塚区在住者らで構成 こんな資格もあるんだ! 「箸文化を伝え続けたい」

文化

公開:2025年2月27日

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手作りの箸の紹介する、プロジェクトの禾木理事長(右)と、平沼副理事長
手作りの箸の紹介する、プロジェクトの禾木理事長(右)と、平沼副理事長

 おいしい和食、正しい箸使いで食べてますか--?

 正しい箸の持ち方だけでなく、良質な日本文化を次世代に継承していくことを目的に活動を続ける「NPO法人みんなのお箸プロジェクト」。各種メディアを駆使した箸文化の情報発信、保育園などでの出前講習のほか、「箸育アドバイザー」「箸育インストラクター」の講師育成に力を入れている。講師の資格を取得するためには、同プロジェクトによる試験の合格が必要だ。

 「アドバイザー」になるには、座学・体験を受講し、オンラインでの筆記試験をパスする。「インストラクター」になるためには、アドバイザーの資格取得後に座学を受け、実技試験をパスする。

和食は世界的に評価

 2018年に、下倉田町在住の平沼芳彩さん(66)が設立した同プロジェクト。当時、60歳を間近に控えており、新たな人生の一歩を踏み出そうとしていたという。「営業職でバリバリ働いて。一区切りつけられるタイミングが来たので、関心があった日本文化を広めたいと。お箸に光をあてている方が少なかったので、『では私が!』となった」と当時を振り返る。

 一方、現在理事長を務める、名瀬町在住の禾木(かつき)義秀さん(74)も設立当初からのメンバーだ。正しい箸を持つ練習のためには、三角形の箸が役に立つ。「平沼さんから『工作が得意そうだから作ってくれないか』と誘われたのがきっかけ。いまでは、保育園で園児さんに持ち方を教えているとやりがりを感じますね」と笑う。

 現在、プロジェクトメンバーは38人。全国展開しており、アドバイザー資格を持つ人は127人、インストラクターは14人となる。

 禾木さん、平沼さんは「和食はユネスコ無形文化財に選ばれるほど価値がある。食べるために箸は欠かせませんが、正しく持てる方は減っている。私たちは箸を『食具』ではなく、『文化』としてとらえ、日本文化の素晴らしさの一つとして、伝え続けます」と声をそろえる。

正しい箸の持ち方
正しい箸の持ち方
「箸文化を伝え続けたい」-画像3 アドバイザー養成講座受講生募集中詳細は下記二次元コードから
アドバイザー養成講座受講生募集中詳細は下記二次元コードから

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